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2013/08/18 14:36:41

「3人の殺し屋問題」 は 「モンティ・ホール問題」 と似ていないが面白い

「3人の殺し屋問題」 は3人の殺し屋が撃ち合いをする問題なので、ボクサー型のモンティ・ホール問題に似ているかと思いきや全く似ていませんが、 確率パズルとしての面白みはあります。

「3人の殺し屋」 問題

「にじ魂」 というサイトの 「漁父の利を狙えば最弱でも勝てる」 という記事や、「知らなくても生きていける雑学がならぶブログ」 というサイトの 「3人の殺し屋問題」 という記事を読むと、次のような問題のようです。
  • 3人の殺し屋がお互いに向かい合っている
  • 自分が生き残るには他の2人を倒さねばならない
  • A の殺し屋は 3発撃てば 3人倒せる
  • B の殺し屋は 3発撃てば 2人倒せる
  • C の殺し屋は 3発撃てば 1人倒せる
  • C が最初に撃たせてもらえる
  • C の次は B (生きていたら)、 B の次は A (生きていたら) の順で撃ち、1人が生き残るまで繰り返す
C が生き残る確率を最大にするには最初に A と B のどちらを狙うべきか?

ボクサー型モンティ・ホール問題には似ていない

ボクサー型モンティ・ホール問題は次のようなものです。
3人のボクサーが勝ち抜き戦を行う。
一人のボクサーは残りのどちらにも勝つが誰がそのボクサーかはわからない。
最初の試合で勝ったボクサーと、まだ試合をしていない残りのボクサーのどちらが勝つ確率が高いかを予想させる。


一読すると、3人の殺し屋問題と似ているような気がしますが、次のような大きな違いがあります。

3人の殺し屋問題
殺し屋たちは自分を含めた 3人の殺し屋の腕前を知っている。
ボクサー型モンティ・ホール問題
予想する人は 3人のボクサーの力の順位を知らない。

結果的に 3人の殺し屋問題では確率の錯覚現象が起きる余地がないので単なる数学パズルになっています。

3人の殺し屋問題は不思議さはないが面白さはある

不思議さの無い単なる数学パズルとはいえ、結構盛り上がっていることが、「にじ魂」 というサイトの 「漁父の利を狙えば最弱でも勝てる」 という記事や、「知らなくても生きていける雑学がならぶブログ」 というサイトの 「3人の殺し屋問題」 という記事を読むと、わかります。

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