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2016/03/27 15:54:18
初版 2012/11/04 より前

Wikipedia(ロシア語版)の説明図の特徴

 旧タイトル Wikipedia(ロシア語版)の説明図の改良
 このページは 2012/11/04 に大幅に書き換えました。

Wikipedia(ロシア語版)の "Парадокс Монти Холла"(モンティ・ホール パラドックス)の記事の 16:22, 27 февраля 2010 の版から使われている図は一種独特で興味を惹かれます。
そしてこの図を見ているうちに 「不特定事象による条件付確率あるいは事後確率の問題設定 」 の説明図でもあることに気付きました。
このことを説明するために説明図の模写をしたら、それ以外にも珍しい特徴を幾つか持っていることに気付いてびっくりしました。
・・・・・・・2013/06/28 に 「不特定事象による条件付確率あるいは事後確率の問題設定」 の説明図だというのが 勘違いだったと気付きましたが・・・・・・・2016/03/27 に考え直しました。

模写をして出来上がった図

Wikipedia(ロシア語版)の "Парадокс Монти Холла"(モンティ・ホール パラドックス)の説明図を 模写するときに、シンボルの配置を変えたり、ホストが開けた扉の表示方法を変えたりしたら、 びっくりするほど分かりやすくなりました。

ぜひ Wikipedia(ロシア語版)のオリジナルの図と見比べてください。 (2012年10月20日現在)

Wikipedia(ロシア語版) の図は挑戦者が選んだ扉でなく当り扉の方を限定している

この図を良く見ると、当り扉を扉1に限定していることに気付きます。 こうしたやり方の説明図を他で見ることはめったにありません。
まさにこの特徴こそ、 Wikipedia(ロシア語版)の "Парадокс Монти Холла"(モンティ・ホール パラドックス)の 記事の 16:22, 27 февраля 2010 の版から使われている図の最大の特徴に他なりません。

Wikipedia(ロシア語版) の図は 「頻度型」 の説明図だ

この図では、人物を表すシンボルの数が頻度の大小を表すように画かれています。
Wikipedia(英語版)などで見ることのできる説明図では確率や確からしさを図形の大小で表現していることと対比すると、その珍しさがわかります。

ロシア語版の図は 「不特定事象による条件付確率あるいは事後確率の問題設定 」 の説明図でもある

2013/06/28 にこの主張が誤りだと気付いたので、削除しましたが、2016/03/27 に思い返して復活しました。

この図の左端では二つのヤギ扉のどちらを開けるか区別していません。
このことから、この図が 「不特定事象による条件付確率あるいは事後確率の問題設定 」 の説明図だ・・・・・・・と言って言えなくもありません。

当り扉を限定している解法のその他の例

OU Math Club というサイトの "What are the odds, part II" という記事に、 三つの伏せたカップのうち最初のカップに宝石が入っているという設定の説明図が載っていました。 その図を参考にして扉を使うタイプのモンティ・ホール問題に当てはめてみると、次のような図になります。


Wikipedia(ロシア語版)の "Парадокс Монти Холла"(モンティ・ホール パラドックス)の記事の 16:22, 27 февраля 2010 の版から使われている図との間に次のような共通点と相違点があります。
Wikipedia (ロシア語版)
の図
OU Math Club
の図
当りの場所を
限定しているか
いる 同左
挑戦者が当りを選んだときのホストが開ける場所を区別しているか いない 同左
何を使って確率を計算しているか どちらかといえば頻度 場合の数
挑戦者が Switch した場合に限定しているか 限定していない
Stey した場合も考慮している
限定している




用語解説



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