2017/01/24  モンティ・ホール問題好きの私からのお願い
みなさん、モンティ・ホール問題や二つの封筒問題について調べるのも大事ですが、TPPについての理解も大事です。
日本人をグローバル資本の奴隷にするTPPが米国連邦議会を通過する見込みはほぼなくなりました。トランプがTPP離脱の大統領令に署名したからです。
しかし、この期に及んでも政府やマスコミはTPPの正体を国民に隠して欺いています。
「アメリカ抜きのTPP」の可能性も無くはないのでTPPの正体について理解しておくことは必要です。
TPPの正体 ( くわしくは → TPPの正体)
TPPは自由貿易協定で決してなく、 ISD条項によって日本の法律や制度、公共事業を、日本国民の意思と無関係に、 アメリカのグローバル資本や企業に都合のよいものに変える不平等条約です。
つまりグローバル資本のための投資家保護協定に他なりません。
特に食品の安全規格、保険制度、医療制度、年金制度、が狙われています。 そのほか農業政策、技術開発、防衛、水資源、など国民の安全に関するあらゆる分野が狙われています。
TPPが発効したら国産・米国産を問わず「遺伝子組換えでない」という表示や産地国の表示ができなくなって食の安全が脅かされるかも知れません。
人の越境移動の自由化も含まれているので、EUが経験したと同じような苦難をしょいこむことになりそうです。
日本では国会や最高裁判所がTPPを武器にするアメリカのグローバル企業に対抗できないのに、 アメリカでは連邦議会がTPPに対抗できるそうです。 こんなひどい不平等条約ですがラチェット規定があるので条約が発効してから気づいても遅いのです。
TPPの正体について知るには
"TPP アメリカ市民団体" で動画を検索して出てくる米国市民団体の人の解説がもっともわかりやすいです。米国を日本に置き換えながら日本語字幕を読んでください。
"TPP 苫米地" で動画を検索して出てくる苫米地先生の解説ビデオもわかりやすいです。 特に TOKYO MX テレビの番組での解説がわかりやすいです。TOKYO MX テレビは外資が入っていないのでTPPの正体を報道できるのだそうです。
"TPP 危険"、"TPP 植民地"、"TPP ISD" などのキーワードで検索するとTPPの正体について調べたページが出てきます。 "TPP 野田 佐藤" で検索して出て来たページを見ると、総理大臣が最も重要なISD条項を知らずにTPPの交渉に参加したことがわかってゾッとします。