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2021/10/25 10:29:28
初版 2021/09/21

接触削減の錯覚など新型コロナにまつわる錯覚たち

2021年3月までに、多くの人がデータに基づいて、日本の緊急事態宣言に効果が無かったことを示しました。欧米では、でデータに基づいてロックダウンに効果がなかったことを示す論文や報道が出されるようになりました。緊急事態宣言やロックダウンのもとになっていた接触削減論が錯覚に基づいていたのです。さらにマスクに効果がないどころか逆効果だったことを示す研究も発表されるようになりました。マスクも錯覚に基づいていたのです。2021年8月になると、変異株やワクチンに関連する錯覚も錯覚の列に加わりました。

目次

 

コロナウイルスの伝染メカニズムに関する無知による錯覚

感染者が未感染者に接近する頻度が流行速度を決定するという錯覚

これが錯覚であることの説明

この錯覚を生み出す錯覚

飛沫感染論

「飛沫感染を主たるウイルス伝染経路だとする錯覚」 参照。

錯覚が結果としてもたらす誤った施策

8割接触削減論

2020年の春にある理論疫学者が「人と人との接触を 8割削減するとこれこれの期間でこれこれまで感染を減らせる」という試算を発表した。その試算の元になっているのが実効再生産数が接触頻度に比例するという錯覚である。
この接触削減論という誤謬が下記の誤った施策の根拠として今に続いている。

飛沫感染を主たるウイルス伝染経路だとする錯覚

2021年の中頃から、空気感染(エアロゾル感染とも言う)が主たる伝染経路であることが知られるようになったが、それまでは飛沫感染が主だと思われていた。このため、近接した人と人の間で伝染が生じると思われていた。

これが錯覚であることの説明

錯覚が結果としてもたらす誤った施策

マスク

ビニールシートやアクリル板による遮蔽

これらはエアロゾルの滞留を招いて逆効果である。

大本営(専門家会議や厚生労働省など)の発表やマスコミを信ずる錯覚

ゼロコロナを求める狂気

これが狂気であることの説明

この狂気の元になる錯覚

致死率と死亡率の混同

新型コロナの致死率(感染者数を分母とする)はインフルエンザよりかなり大きいが、死亡率(人口を分母とする)はさほど大きくない。新型コロナが恐ろしい伝染病かどうかは死亡率で決まるが、マスコミは致死率ばかり報道する。

陽性者数と感染者数の混同

マスコミが日次の新規陽性者数(正確には陽性報告の日次集計数)を言い換えて、「今日の感染者数は何人」とか「新たに何人が感染」などと報じるため、感染者数という言葉が誤って広まってしまっている。実際の日次の新規感染者数は新規陽性者数の数倍から数十倍だと、私は考えている。結果として、マスコミのいう「感染者数」で致死率を計算すると過大になる。

新しい脅威は以前からの脅威より恐ろしい

新型コロナがインフルエンザと比較して異常に恐れられているのは、新型コロナがなじみのない不気味な脅威だからかも知れない。

安心したい気持ちが大きな恐怖を求めさせる

大きな傷を癒したときの安堵感は、ささいな傷を癒したときの安堵感より大きい。このことから私は、「マスコミに不安を煽られた大衆は、新型コロナの脅威を実態より大きく報じるニュースの方を信じる」という仮説を思い付いた。

この狂気がもたらす誤った施策

流行の沈静化は緊急事態宣言など行動制限策のおかげだ、流行の再燃は行動制限が緩んだせいだ、という錯覚

これが錯覚であることの説明

この錯覚の元になる錯覚

新型コロナの流行が自然に沈静化することはないという錯覚

緊急事態宣言や飲食店の営業制限などの人為的な要因がなければ新型コロナの流行が鎮静化しないという錯覚である。下記の無知が原因である。

沈静化が早すぎるという錯覚

流行のピークの新規陽性者数が人口の割に少な過ぎるといぶかしむ心理である。下記の無知が原因である。

錯覚が結果としてもたらす誤った施策

緊急事態の再宣言や、宣言の延長や対象県拡大

菅総理の置き土産

医療は逼迫している、助かる命を助けるためには行動制限の強化が必要、という錯覚

これが錯覚であることの説明

医療資源は十分にあるが、下記の制約のため、医療が逼迫してしまう。これらの制約を回避する手段はある。

問題解決のための取組

下記の取組はすでに始まっている。

在宅医療中に急に重症化して死亡する事例に対して、政治の無策だという錯覚

これが錯覚であることの説明

下記の制約のため、自宅療養者が放置されたり、救急車が病院を探してさまよう事態となっている。  しかし、「自宅療養の拡大」という政策のおかげでこれらの問題があぶり出されたのだから、「政治の無策」とばかりは言えない。
「自宅療養の拡大」という政策に開業医による往診やリモート診療をセットにしなかったのは、「政治の無策」というより、「厚労省の怠慢」だと私は思う。

問題解決のための取組

下記の取組はすでに始まっている。

酒を提供する飲食店が感染のハブだ、という錯覚

これが錯覚であることの説明

分科会の説明は錯覚というよりも詭弁

(2021/10/12 追加)

飲食店を新型コロナの流行の犯人扱いするために分科会などが繰り出した論法の数々について、別ページ「新型コロナ時短要請のトリック【モンティ・ホール問題 好きのホームページ 】」で色々調べて見ました。下記では、その中でとくに印象に残ったものを再度分析してみました。

内閣官房の Webページ "新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の対応について|内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室"
からリンクされた Webページ "新型インフルエンザ等対策有識者会議|内閣官房ホームページ"
に分科会で審議された資料を開催日ごとにPDFファイルにまとめたもののリンクがある。

そのうちの、第19回 令和2年12月23日(水)の資料2-2 「現在直面する3つの課題」の中の一つの図をとりあげて見る。

「課題②:感染者の多くは20-50歳代 二次感染者の多くも20-50歳代」と題した 2番目のスライドで、飲食店でのクラスター件数や孤発例の件数のピークが家庭内クラスターや施設内クラスターのピークに先行していることをグラフを組み合わせた図で示し、歓楽街や飲食を介しての感染が感染拡大の原因で家族内感染や院内感染は感染拡大の結果であると結論づけている。

しかしこれが詭弁であることは次のことから明らかである。 この詭弁が「後件肯定」、つまり、「飲食店→家庭→施設の順に感染経路がつながっていると、このグラフの説明が説明がつく」という論法であることが、この詭弁に人をだます力を与えている。

新型コロナワクチンに関する錯覚

ワクチンは感染を防ぐものだという錯覚

これが錯覚であることの説明

この錯覚の原因

(2021/10/12 追加)

私の想像だが、次のようなことかも知れない。

高齢者などハイリスク層にとって、新型コロナワクチンで死ぬリスクは、新型コロナで死ぬリスクより小さいという判断の怪しさ

この判断の根拠があやふやであることの説明

新型コロナの遺伝子ワクチンに効果があったことは間違いない。(新型コロナの遺伝子ワクチンは効いたのか (← 2021/010/12 追加)
さらに、高齢者のワクチン非接種者と二回接種者の致死率に関する厚生労働省の資料を見るとこのように判断したくなる。しかし、下記の疑問点がある。

ワクチンのベネフィットについて ワクチンのリスクについて 遺伝子ワクチン以外のワクチンについて

高齢者や肥満者にとって新型コロナのリスクの方が大きいというあやふやな判断のもとになる錯覚

結論

新型コロナワクチンの安全性に関して、現状では厚労省の発表もネット上の議論も当てにならない。身近なワクチン接種者(親戚や会社の同僚など)の様子を見て判断するしかない。

ワクチンはウイルスを変異させないという錯覚

ワクチンはウイルスの遺伝子を書き換えないから、このようなことはないと主張する人がいる

これが錯覚であることの説明

付録

陰謀論が頭を離れない

これらの謎は、厚労省、厚労省系専門家、そしてマスコミを日本の衰退を図っているあの国が操っているからだと考えると説明がつく。これを読んだ人は「陰謀論」だと笑い飛ばすだろうが。

ファクターXが新型コロナの流行のピークを下げるしくみ

(2021/10/12 追加)

ファクターXの感染抑止効果を考慮すると、新規感染者の回りにいるに新型コロナに罹りにくい人がバリア―の働きをするので実効再生産数は流行の初期から基本再生産数を大幅に下回る。このことから、最も単純な数理モデルのSRIモデルでシミュレーションする場合、ファクターXにより新型コロナに罹りにくい人をあらかじめ「既に罹って回復した人」として扱う必要がある。そうするとシミュレーションの結果の新規感染者数のピークは大きく抑えられ、結果として新規陽性者数のピークも大きく抑えられる。(参考資料 永井一石さんの山火事理論)

さらに、ファクターXの発症抑止効果を考慮すると、次のような流れで新規陽性者数のピークが抑えられる。

  ファクターXが強い人は感染しても発症しにくい
    ↓
  PCR検査数が増えない
    ↓
  PCR検査で発見される感染者数が抑えられる

新型コロナの遺伝子ワクチンは効いたのか

(2021/10/12 追加)

効いたのはまちがいない

ファクターXのない(弱い)欧米の場合
英国やEU諸国について、デルタ株以前の流行とデルタ株の流行の比較を行うと、次のような傾向が見られる。
ファクターXのあった(弱まった)日本の場合
デルタ株がHLAによるファクターXを無力化したため、日本ではファイザーやモデルナなどの mRNAワクチンを接種したにも拘わらず、日次陽性者数が急増したが、それでも大きな死亡抑制効果があったことが下記からわかる。

しかし新規コロナ死亡者数が桁違いに減ったわけではない

英国の場合
アストラゼネカのワクチンを打った英国では、2021年夏の流行で、それまでのピークでの値に比べて非常に低い新規のコロナ死亡者数をキープしている。しかし、新型コロナによる死亡者数の定義の変更などのうわさもあるので、実際の効果は見かけより小さいかも知れない。

ファイザー製ワクチンの多い米国やイスラエルの場合
アメリカやイスラエルでは流行のピークでの新規コロナ死亡者数は、それまでのピークでの値に比べて半分程度なので、桁違いに小さくなったという程ではない。

日本の場合
アメリカなどと比較することにより、日本ではファクターXの力がいくらか残っていることがわかる。それにもかかわらず、新規コロナ死亡者数の減り方を英国と比較すると、日本の方が劣っている。
具体的には 2021年1月に対する 9月の英国の新規死亡者数の減り方の方より、2021年5月に対する 9月の日本の新規死亡者数の減り方が劣っている。日本の場合、「まだ残っているファクターXの力がワクチンの効果に比べて侮れない」ということかも知れない。

英国のコロナ死亡者数の怪しさ
2020年4月と 2021年1月に米英がほぼ同時期に新規死亡者数がピークになったとき英国は米国の約2倍であった。しかし 2021年9月に米英がほぼ同時期にピークになったとき英国は米国の約三分の一であった。これはアストラゼネカ製ワクチンの威力の現れかも知れないが、英国の死亡者数カウント方法の変更の結果かも知れない。

重症化予防効果はあるが、正確な度合は不明

アドバイザりボードの資料の場合
厚労省のWebページ "政府の取組|厚生労働省"
のリンク「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等(第46回以降)はこちら」
がリンクするページ "新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等(第46回以降)|厚生労働省"
の段落「第47回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和3年8月11日)」
からリンクされている PDFファイル資料 「資料2-5 HER-SYS データに基づく報告」
のスライド「年齢別の新型コロナウイルス感染陽性者数と死亡数 -年齢別のワクチン接種についても検証」
に次のように書かれている。
○ワクチン接種による新型コロナウイルス感染陽性者の致死率 高齢者における死亡者は、未接種者は5,387人中232人(4.31%)、 1回の接種で857人中26人(3.03%)、2回の接種で112人中1人(0.89%)であった。
しかし、下記の疑問点がある。(参考:8月11日のアドバイザリーボードの資料に関する池田正行先生による解析
東京都のモニタリング会議資料の場合
東京都の Webページ "【令和3年度】東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料|東京都防災ホームページ"
からリンクされている Webページ "(第64回)東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(令和3年9月24日)|東京都防災ホームページ"
からリンクされている PDFファイル資料「10 ワクチン接種率と死亡者数 (PDF 465.9KB)」
のスライド「都内の死亡者数(ワクチン接種歴別)【9月22日 時点】」に次のような表がある。

  ワクチン接種歴(不明除く) 接種歴
不明
合計
未接種 接種1回 接種2回 小計
全年代 325人 79% 38人 9% 49人 12% 412人 72人 484人
  基礎疾患有 253人 36人 45人 334人 52人 386人
基礎疾患無・不明 72人 2人 4人 78人 20人 98人
60歳未満 99人 91% 9人 8% 1人 1% 109人 19人 128人
  基礎疾患有 67人 9人 1人 77人 10人 87人
基礎疾患無・不明 32人 0人 0人 32人 9人 41人
60歳以上 226人 75% 29人 10% 48人 16% 303人 53人 356人
  基礎疾患有 186人 27人 44人 257人 42人 299人
基礎疾患無・不明 40人 2人 4人 46人 11人 57人

そして次のように総括している。
8/1~9/20に亡くなった方で、ワクチン接種歴が判明している412人のうち、
〇 未接種の死亡者数は、325人(約8割)
〇 ワクチン接種2回済の死亡者数は49人、内訳は、60歳未満では1人(基礎疾患有)、60歳以上は48人(基礎疾患を有する方が44人

一方、Webページ "ワクチン接種実績 東京都福祉保健局" の「上記グラフデータの接種回数(9月23日分まで)」という表を抜粋すると次のようである。

人口 1回目接種 2回目接種 総計
都内全人口 13,843,329 8,667,527 7,259,665 15,927,192
12歳以上 12,050,898
65歳以上 3,111,587 2,760,653 2,709,891 5,470,544
12~19歳 822,822 425,250 229,719 654,969
20代 1,576,178 893,204 616,783 1,509,987
30代 1,812,798 1,104,493 786,293 1,890,786
40代 2,145,687 1,439,389 1,126,443 2,565,832
50代 1,897,804 1,423,237 1,219,008 2,642,245
60代 1,353,037 1,124,098 1,077,447 2,201,545
70代 1,424,252 1,269,524 1,249,078 2,518,602
80歳以上 1,018,319 922,033 902,951 1,824,984
不明 1 66,299 51,943 118,242
(注:総計が人口より大きくなっているのは、人の数でなく、接種の本数を表しているからである)

このように、新型コロナの死亡リスクの高い高齢者の 2回目接種回数が人口に近いので、全年齢で「未接種の死亡者数が約8割」を占めることは、ワクチンの効果の現れに違いない。
しかし、疑問も残る。高齢の死亡例に「基礎疾患あり」が多い。その中に「打ちたくても打てない」ケース、すなわち脆弱層のケースが多いなら、年齢+脆弱度で層別して分析すると異なった結果が得られるかも知れない。

mRNAワクチン接種後死亡リスクはコロナ死亡リスクを下回るか

(2021/10/25 追加)

コロナの年齢階層別死亡率

厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(速報値)」に書かれている「死亡者数(人)」の表の 2021/04/07 付けの版と 2021/07/28 付けの版の内容を元に、その期間の間の新型コロナワクチンによる死亡者数を計算してみた。
2021/04/07と 2021/07/28はそれぞれ第4波と第5波の入口の時期に当たる。
そして、それをもとに第4波と同程度の死亡率が1年間続いた場合の死亡者数を年齢階層別に予想してみた。
尚、人口の数値は政府統計のポータルサイト「政府統計の総合窓口(e-Stat)」の Webページ "人口推計 各月1日現在人口 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口" からダウンロードした 05k2-3.xls というExcelファイルによる。

  10歳未満 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代以上
2021年4月7日 0 0 3 18 67 195 639 2,019 5,564
2021年7月28日 0 0 9 29 116 317 990 3,076 8,346
増分 0 0 6 11 49 122 351 1,057 2,782
日平均 0.00 0.00 0.05 0.10 0.44 1.09 3.13 9.44 24.84
年平均 0.00 0.00 19.55 35.85 159.69 397.59 1,143.88 3,444.69 9,066.34
人口万人
(5月1日)
957.00 1,095.00 1,267.00 1,381.00 1,793.00 1,674.00 1,535.00 1,643.00 1,191.00
100万人当たり
年平均
0.00 0.00 1.54 2.60 8.91 23.75 74.52 209.66 761.24

ワクチンの年齢階層別死亡率

厚生労働省の「第69回」の予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会の資料一覧ページから
「資料2-1-1   予防接種法に基づく医療機関からの副反応疑い報告状況について」のPDFファイルをダウンロードした。
そして、「1.医療機関からの副反応疑い報告について」の章の「⑥年齢別報告件数」の表の
「コミナティ筋注」(ファイザー製ワクチンのこと) の欄の数値をもとに、
100万人が1回接種または2回接種した後死亡する人数と、1回接種または2回接種または3回接種した後死亡する人数を計算してみた。

  0~9歳 10~19歳 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~79歳 80歳以上
推定接種者数
(回分)
- 3,038,532 5,806,991 7,845,077 13,707,659 17,736,892 24,060,401 29,137,541 21,041,562
死亡報告数 0 2 9 7 16 33 72 212 533
接種後死亡する
確率
- 0.00007% 0.00015% 0.00009% 0.00012% 0.00019% 0.00030% 0.00073% 0.00253%
100万人当たり
接種1~2回で死亡
0.00 1.32 3.10 1.78 2.33 3.72 5.98 14.55 50.66
100万人当たり
接種1~3回で死亡
0.00 1.97 4.65 2.68 3.50 5.58 8.98 21.83 75.99

上記を並べると

上記の二つの表を組み合わせてみた。

  10歳未満 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代以上
100万人当たり
年平均コロナ死者数
0.00 0.00 1.54 2.60 8.91 23.75 74.52 209.66 761.24
100万人当たり
接種1~2回で死亡
0.00 1.32 3.10 1.78 2.33 3.72 5.98 14.55 50.66
100万人当たり
接種1~3回で死亡
0.00 1.97 4.65 2.68 3.50 5.58 8.98 21.83 75.99
この表だけを見ると、次のような具合に見える。 しかし、この判断は眉唾である。上記の表の元になった厚生労働省の数値や、私の計算方法に下記の問題点があるからである。

上記の厚生労働省の数値の問題点

「死亡者数」の表の数値の問題 予防接種法に基づく医療機関からの副反応疑い報告に基づく「⑥年齢別報告件数」の表の数値の問題

私の計算方法の問題点

何回目の接種かによる死亡率の違いを考慮していない 新型コロナの死亡リスクが縮小しつつあることを考慮していない
下記の要因で、今後の流行においては従来より感染者や死者が減る傾向があるらしい。 上記の結果
上記の私の計算は、新型コロナによる死亡リスクを過大に評価しているのは間違いない。
新型コロナワクチンによる死亡リスクについては、過大評価なのか、過小評価なのか、よくわからない。

結局どうしたらよいのか

ワクチンによる直接的死亡リスクだけを考慮するという単純な条件でも、ワクチンによる死亡がどれくらい報告されずに隠れているかわからないので、データからは判断のしようがない。
ワクチンには下記のような未知のリスクがあるかも知れないので、なおさらである。 各自が各自の経験と伝手を頼りに各自で判断するしかない。


参考文献

用語解説

その他



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